クロアチアのゴルダン・グルリッチ・ラドマン外務大臣は日曜日、大阪で開催されている2025年日本国際博覧会の会期中、藤井比早之日本外務副大臣との会談において、「クロアチアは欧州連合と日本との一層緊密な協力を提唱する」と述べました。
グルリッチ・ラドマン外務大臣は、「クロアチアは日本をインド太平洋地域の主要なパートナーと見なしている。我々は自由と民主主義という共通の価値観を共有し、国際的なルールに基づく秩序を尊重している」と述べました。
また、両国間の「二国間関係の一層の強化」についても議論したと付け加えました。
同大臣は「その文脈において、万博におけるクロアチアの存在が日本における国全体のPRに果たす重要性を特に強調した」と述べました。
2025年大阪・関西万博は、「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに、このイベントのために建設された人工島・夢洲で4月から10月まで開催されています。
160を超える国と国際機関が参加し、2,800万人以上の来場者が見込まれています。
グルリッチ・ラドマン外務大臣は、万博のテーマがクロアチア自身の優先事項である持続可能性、イノベーション、デジタル化、グリーン転換を反映しているとし、クロアチアのイベント参加を支援するために大阪を訪れたと付け加えました。
クロアチア館は、クロアチアの気候帯の多様性を示す多感覚的な空間として設計されており、クロアチアと日本のリアルタイムの気象条件を融合させる革新的な熱システムを特徴としています。
クロアチア外務・欧州問題大臣は、「『クロアチア — 気候の多様性』のコンセプトに基づくこのクロアチア館は、私たちの自然の多様性、専門知識、そして創造性の融合を表現している」と述べました。
グルリッチ・ラドマン外務大臣はまた、万博におけるクロアチアのナショナルデーが9月21日に祝われ、アンドレイ・プレンコビッチ首相率いる代表団が出席する予定であると述べました。
万博訪問中、同大臣はクロアチア館と日本館だけでなく、ウクライナ、スロベニア、中国、米国、サウジアラビア、チェコ共和国、モンテネグロ、イタリアなどのパビリオンも視察しました。これは、このイベントがより持続可能で革新的な未来のためにネットワーキングとアイデア交換を行う素晴らしい機会であることを強調しています。